自閉スペクトラム症(ASD)|奈良県橿原市・五條市の児童発達支援・放課後等デイサービス

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自閉スペクトラム症(ASD)について

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自閉スペクトラム症(ASD)とは

自閉スペクトラム症は、言葉をなかなか話さない傾向にあり、視線が合わない、言葉や身振りでやり取りできない、表情を読み取ることもできないなど対人関係が苦手です。また、特定のことに強いこだわりをもっていたり、視覚過敏、聴覚過敏、味覚過敏など、感覚の過敏さを持ち合わせている場合もあります。

自閉スペクトラム症(自閉症)の症状・特徴

  • 言葉をなかなか話さない
  • 視線が合わない
  • 言葉や身振りでやり取りできない
  • 自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりが苦手
  • 表情を読み取ることが苦手
  • 人への関心がない、親の後追いもしない
  • 車、電車、バス、飛行機、数字、本、光るもの、パソコンなど
    特定のものに強いこだわりがある
  • 一人遊びが多く、規則性があり、あることに執着している
  • 光や色のコントラストが気になる視覚過敏がある
  • 洋服のタグが痛い、縫い目が痛い、人と握手ができないなどの触覚過敏がある
  • 周りの音に過敏に反応し、大きな音ではないのに耳を塞いでしまうなど聴覚過敏がある
  • 特定の食感や味付け、色、見た目のこだわりなどの味覚過敏がある
  • 給食のにおい、食べ物のにおい、服のにおいなどをかいで
    確かめようとする嗅覚過敏がある
  • 予期しない変化は苦手
  • 耳からの情報が入りづらいため、音声の言葉は苦手で理解できない
自閉スペクトラム症(自閉症)のイメージ

自閉スペクトラム症(自閉症)の発達支援と活動

まず、自閉スペクトラム症(ASD)は「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」の総称として呼ばれている症状です。大きく2つ「コミュニケーションの障害」「興味や行動への強いこだわり」が特徴的で児童が困っている場合が多いです。

放課後等デイサービスでは小学校1年生から3年生の児童がおり、またいろいろな学校の子どもたちが通っている現状です。

「コミュニケーションスキル」を身に付けてもらうために、本事業所ではベースとしてまずは子ども同士をつなげていく支援を中心に行っています。【内気な性格な子】【自分で気持ちを伝えられない子】【自分の思う通りにならないと癇癪を起してしまう子】などさまざま児童がいる中で、支援者が子どもたちの代弁者になったり、伝え方を指導したりしながら、少しずつ子どもたち同士の関係性を築くように心がけています。そして、そのやりとりの中で子どもたちに学んでもらっています。

「興味や行動への強いこだわり」では、レクリエーション活動・自由時間で遊ぶ時間などを活用し、いろいろな体験や経験をしてもらい、興味の広がりがもてるように支援しています。